野生の鴨の群れ
A flock of wild geese.

12という数字は、偶数で、3と4が内包されています。3が4つで12、4が3つで12。この法則は、占星術の12星座のカテゴリ分けと一緒ですね。 四大要素と、3区分、この二種類のカテゴリから、12サインは象徴づけられています。
一つ前の11度も、次の13度も素数ですので、ここでは、とても前衛的になりますし、前例のない個性を発揮するのです。 それに対して、12度は、偶数であり、自然界や、この地球と太陽系の法則に近いところにある数字ですので、私たちの自然界の法則のままに、あるがままに生きることについて、ここでは描写されています。
野生の鴨は、とても美しい列を組んで、飛ぶことで知られています。 それぞれが、生まれたときから、いや、もって生まれた本能として、そのように飛ぶことがDNAに刻まれているのでしょう・・
まさに、自然界の美しい法則で、野鴨は、そのように美しい隊列を組んで飛ぶことに疑問を感じません。だって、DNAレベルでそうなのですから、それは、無意識であり、そのような法則なのだから。
11度の国家の支配者では、世界に向けて個としての意見を、力強く押し通しました。それは、全体性の法則に対して、異物を投じることでもあったはずです。
そもそも、個。という存在はそういうもので、もともと、集団意識とか、グループ意識で、生きている存在もこの地球には数多く存在します。何も高次のマスターたちだけの話ではないのです。
野鴨もそうだし、植物だってそうです。おそらく、菌類とか、微生物とかの次元でも、そういう様相を呈するものが多く存在すると思います。
そして、そのあるがままの姿が最も美しく、生命そのものだ、ということです。 牡羊座12度は、牡羊座という存在性が、12度というありのままの自然界の法則に結びつくことで、最もピュアな形で、描写された、この地球のあるがままの姿なように感じます。