クローバーが咲いている芝生に足を踏み入れる
Step up to a lawn blooming with clover.



牡牛座の1~5度までの第1グループでは、牡羊座で発露した個としての意識が肉体に宿り、魂の意志を肉体次元に反映させて活動していくような世界観が始まっています。

意識(男性性)の入れ物である肉体(女性性)の陰陽が統合されて、私たちは初めて、この地球で創造的に生きることが出来るのかもしれません。

牡牛座の1グループでは、肉体を持ち、魂の資質をこの地上で生ききることについてのストーリーが描かれていると思います。 まさに、それは、使命とか、天命とかいったようなものを、シンプルに描写しているのではないでしょうか。


3という数字は創造性、生み出すこと、といった活動性、動く性質を持ちます。 どのサインにおいても3度は、そのサインの性質の最も純粋な形で表れた、創造性について、描写しています。

元々持っている、素質、資質について、3度では、表されていて、それは、本人すらも無意識な、もともとあるもの、当たり前に持っている資質で、努力して得られるようなものでもなく、意図してそうできるようなものでもないのだと思います。


呼吸を吸って吐くように当たり前に元々あるもの、といったようなニュアンスで、 高揚感やテンションの高さ、動きのある性質、といったものも3度の資質として、サインとかけ合わさって描かれていると思います。
牡牛座3度では、クローバーの芝生に足を踏み入れる、となりますが、 クローバーの咲く芝生、というこの地球の景色や五感で感じられる要素として、とても幸せなイメージの強い場所なのだと感じます。


クローバーは四つ葉で、4は、4元素、自然界の法則の中にあることを示しているのでしょうし、クローバーは幸せの象徴です。 また、クローバーの咲き誇る芝生に素足で踏み入れる様子を、思い描いてみてください。


柔らかな芝生に、裸足がひんやりと心地よくて、大地のエネルギーを優しく感じるはずです。植物のすがすがしい香りや、心地よい風、など、五感で感じられる心地よさとしては、これ以上のものはない、というほどの気持ちよさをイメージさせます。


そんな場所で足を踏み入れて行っている場面なのですから、ここでは、幸せの世界へと、何の緊張感もなく、当たり前のように入って行ってる様子が思い浮かびます。


まさに、この度数で描かれているような風景や感覚が、この地球で生きるということなのかもしれません。心地よい自然と、緑と、共にあって、そこで、魂の意志を反映させて活動をする。創造を行う。


それは、牡牛座3度で、もともと持ってる資質。として描かれています。
私たちはこの地球で肉体を持ち、五感の感覚を感じて生きること、そのものをこの度数では描いているのではないかと思います。


それは、そうしようと思ってできるものではなく、私たちはもともとこうした、とても豊かな資質を、生まれたときから、携えて、この地に降り立っているだということを、言っているのかもしれません。