おたふく風邪の伝染
An epidemic of mumps.



獅子座の一度で、描かれていたのは、
獅子座の個人創造のエネルギーが純粋にまっすぐに立ち上がった時の
エネルギー状態として、脳溢血の症例、
というサビアンキーワードで描かれていました。

獅子座の世界観とは、牡羊座で意識が個として芽生え、
牡牛座で意識が肉体に宿り、双子座で知性を持ち、言語を持ちます。


そして、蟹座で情緒や感情が育まれます。

また、双子座で左脳が、蟹座で右脳が育まれるとも言えるかもしれません。

こうしてみていくと、蟹座までで一人の人間としての素地。
のようなものが出来上がっているのが分かります。

そして、獅子座では、その一人の人間として、
この地球で固体として肉体を持って生きる存在そのものを、
外の世界に放っていくのです。 獅子座は5番目のサインですから、
5のエネルギーである、外側に向けての主張や表現といったエネルギーを
放っていくのですが、獅子座というサインは、不動宮の火のサインですので、

そこに留まる、形を変えない、というエネルギーもまた持ちますので、
自分を変えない、形状を保ったまま、外側に働きかけていく
、影響を与えていく、という存在でもあるのです。


獅子座というサインに2のエネルギーが加わるとどうでしょうか。

1の時に発した、周囲へ向けてのものすごいエネルギーが、
2の場面では、実際に周囲や環境、もしくは相手に、
影響を与えている様が浮かびます。 獅子座の個人性が放った、
その人独自のエネルギーが、おたふく風邪、
という感染する病気になぞらえられているのです。


彼の放つものは、周囲に力強く影響を与えて、
強い力で伝染していきます。
この度数では、自分が楽しいとか、嬉しいとか、
ワクワクするとか、いったそういった高揚する気持ちを、
ただ純粋に持っているだけで、周囲の人たちも同じような気持ちに
高揚させていくパワーを持つのです。


ここで与える周囲への影響とは、お互いに自立しあった穏やかな共感、
というよりかは、どちらかというと、中心にいる人が、
非常に勢いがあって、テンションが高い状態で、
本人も無意識のまま周囲をそのテンションに巻き込んでいる、
といったような、感じです。

獅子座のコミュニケーションとは、全体に渡り、
そういった感じになりますので、
個人の創造性を周囲へ向けて発する、
そして、周囲の人たちが観衆となり、中心にいる人に拍手喝さいをする、
といった構図が、獅子座の基本スタンスなのです。

ですから、反対側のサインの水瓶座の全体意識と陰陽関係にあることで、
バランスをとるのです。