国の支配者
The president of the country.
サビアンは、もともと12サインの、というよりかは、太陽の通り道である、黄経度数の一年を通した、地球のエネルギーに対して、ストーリーが下ろされたものだと、私は感じていますが(ここでは割愛しますが、サイデリアル基準では、現在、春分点は、牡羊座にありませんので)
二十四節気において、季節を24のカテゴリに分け、更に、一つの一つのカテゴリを、三つに分ける、七十二候の区切りがあります。東洋思想や、私たち日本人は、この二十四節気、七十二候に沿って、季節の移り変わりに沿った生活をしてきたわけですが、サビアンも、一つのサインを前半と後半に二つに分け、24のカテゴリと、七十二候の一つのサインを6つのカテゴリに更に分けて、全体の流れを捉えていく方法があります。
サビアンのストーリーは、黄道上を一年かけて動いていく太陽の流れと、一致していますので、二十四節気とサビアンを掛け合わせてイメージすることはとても有意義なものです。
サビアンは、上方の微細なイメージなのに対して、二十四節気は、生活や肉体の場面に近い、実際的な領域にあるサイクルなので、階層違いで、照らし合わせてみると楽しいのです。
そのように、一つのサインを6つにカテゴリ分けすると考えたときに、牡羊座
11度~15度は、三番目のカテゴリに入っていくことになります。
この度数領域は、背景に3のエネルギーを含んでいる、ということになるわけです。
そう考えたときに、牡羊座という波動と、3という波動がかけ合わさると、
なんだか、とっても元気で、力強い一直線なパワーを感じませんか?
10度までで、純粋な牡羊座らしさを、世界に向けて、少しでも言葉にして説明しよう、自分の存在意義を、誰かに見られる、ということを初めて意識する場面でしたが、11度からは、その過程を経たことで、自分という存在に対して、世界。という存在があることを、認識した牡羊座という宇宙人は、
その「世界」に向けて、自分の意志と、意見をめいっぱいに声高に叫んでいく流れが始まります。ここまでで、世界、という存在を認識したからといっても、それは、宇宙人が初めて出会った、磁場。みたいなものですので、
いろんな大人の事情や、しがらみ、地球や俗的なルールなど、ここではまだ知る由もありませんので、
ただ、純粋に、とても直線的に、しかし、最も力強く、自分自身の中にある意志を叫び、押し通そうとするパワーがあります。