そっと靴下を満たす、サンタクロース
Santa Claus filling stockings furtively.
双子座の世界観とは、知識を集めること、ワクワクとした旺盛な知的好奇心がどこまでも広がり、たくさんの情報や知性に出会うことでした。双子座1度では、そうした双子座の世界が純粋に表されていました。
ルディアは、サビアンを、前半の三つのグループ、
後半の三つのグループと、一つのサインを6つのグループに分けました。これをそれぞれ、意志、感情、知性、といったグループ分けをし、意志は、「虫」のような本能的な在り方、無意識にそのようにしている。といったような在り方です。感情は「羊」になぞらえ、知性を「人」の意識としてなぞらえることができます。ですので、双子座1度~5度までは、第一グループになりますので、双子座らしい純粋なありのままの世界が表されるのでしょう。双子座というサインに2という数字がかけ合わさると、どんなイメージになるでしょうか。
双子座1度が、どこまでも果てしないまでに広がる、双子座的な知的好奇心の世界でした。2度ではそこに情緒的なものが加わり、外側の知識や情報を集める、というよりかは、内側の情緒的な知性の広がりについて、描かれています。
双子座の知識の世界とはどちらかというと、外側の世界に向かっていて、
この世界の中のあらゆる「知らないこと」について、興味が向いている感じですが、
この2度では、2、という数字の性質上、対象がくるりと、反転して、内側への知性、内側への興味、といった様相になっているのを感じます。
答えを外側に求めて、知識を求め歩くのではなく、何か答えを知りたいときに、
自分の内側の膨大な宇宙からそれを、導き出す。また、夢の世界や、眠りの世界、瞑想中などに、どんな文献にも書かれていないような情報に繋がることが出来る。
私たちは誰しもそうした能力を持っているのだと感じます。
一生読書しても得られないような甚大な知識の蔵を心の中に誰しも持っていて、
その心の知識蔵に繋がって、イメージの世界を最も楽しんでいる度数です。