隠れている泥棒集団

A gang of robbers in hiding.

19の数字は素数で、ほかに類をみない跳躍力とカリスマ性がある数字です。

また19は、9で割った分類では、土台に3を置いた1となり、ここからスタートする新しい世界があるのです。

それは、3を土台に置いた世界ですから創造性の世界であり、私とあなた、そして、自分対世界が統合された形で発揮される創造世界です。

サビアンにおける19は、5で割った六つのグループ分けの、第4グループの4番目の数字ですから、16度から18度まで、反対側の陰陽の性質を受け入れたことで一度大きく挫折し、沈み込み、微細な深い心の世界を旅路してから、内面に回帰し、静かに目覚めはじめ、飛翔の時を迎えるのが、この19度なのです。

これは、どのサインでも同じで、サビアンでは19度はそのサインの性質が、一度生まれなおし、更に大きく、次なるステージに向かって飛翔する場面が描かれています。

19度はそうした意味で、どのサインでも、非常に活力あふれる、跳躍力のある物語が描かれているものが多いのです。

天秤座19度は、隠れている泥棒集団、というキーワードになっています。

18度で、逮捕された、ときて、19度では、泥棒集団が出てきていて、なんだか、

穏やかではありませんよね。

16度から20度の、天秤座第4グループでは、反対側のエッセンスである、牡羊座の世界観が流入してきて、大きな価値崩壊と、新たな価値基準の構築が起こっている場面であることをお話ししました。

ですから、18度では、牡羊座的な自由で、個性的で、わがままに、我が道を突き進むタイプのお友達と、一緒になって、わいわい、遊んでたら、気づいたらお縄になってた、という、物語でしたよね。

本人は全然悪気がなくて、誰かを傷つけようとか、迷惑をかけようとか思ってやったことではないのに、誰かの傷口に大きく振れてしまうことや、法律を侵してしまうことがあるものなのだというお話をしました。

天秤座というのは法律や裁判も司るサインで、互いの意見が相違するとき、またたくさんの人がいて、いろいろな意見があるときに、平等に仲裁するものが、必要になります。それが、現代の社会では法律であり、憲法なのです。

天秤座19度では、隠れている泥棒集団、となっています。

ここでは、18度と違って、隠れていますので、まだ捕まってはいない状態です。

また、18度では、二人、だったのに対して、19度では、集団、となっています。

ですから、キーワードをよくひも解いてみると、この二つの度数は似ているのですが、まったく違う性質もまたあることが分かります。

18度では、ただ、自由に、牡羊座的な世界観を受け入れて、うわー、こんな楽しい世界あったんだー!うぇーい!ってやってた結果、気づけば、法に触れていて捕まっちゃってた、というそういう場面です。

インフルエンサーの方とか、IT長者の方とかでもよくこういうことありますよね、炎上しちゃってたり、

アンチに、足を引っ張られたり、また、軽く法律に触れてしまっていたり、、なんてこともよくあると思います。

自由に表現し、個性的で、創造的な彼らだからこそ、できること、成せる業だったりするのですよね。

そして、19度では、18度でちょっと痛い目を見たので、もう、おとなしくしてようか、周りと同じ意見にあわせて生きようか、となるのかと思えば、全然そうではないのですね。

もう、ここでは牡羊座のエッセンスが十分に入り込んでいますから、でも、天秤座の、相手や世界のルールもちゃんと、融合した形で使えるようになってきていますから、

じゃあ、もう少し用意周到に、法の隙間を縫いながら、法を犯さないように、しかも、2~3人じゃなくて、少し賛同者を集って、集団化してから、徐々に、包囲網を広げていこうぜ見たいなやり方に変化しているということです。

天秤座の知性と、牡羊座の個性や想像力が、融合してよりうまい方法で、行っているわけです。

ただ、一人か二人で、何も考えず好き勝手なことをすれば、それはただの犯罪者になってしまいかねないことも、

用意周到に、法律もちゃんと勉強しながら、少しずつ、賛同者を募っていく。

社会を変えるほどの変化を起こすときというのは、多数派に対して、少数派が

勢力を増してきたときだと言います。

多数派は常に間違っている。自分が多数派にまわった、と知ったら、それは必ず行いを改めるか、一息入れて反省するときだ。BYマーク・トゥエイン

という言葉があるそうですが、社会が停滞するとき、革命や変化を必要とするときは、この多数派の無意識の層が、はびこりすぎて、刺激が無くなり、変化出来なくなっているときです。

そして、多数派は少数派を、排除し、自分たちとは違う意見を言う人を、制裁します。

だから、少数派は、頭を使って潰されないようにしないとなりません。

なので、隠れたり、法律を学んだり、ある程度、力を持つまでは、少しおとなしく地道な活動を続けて、賛同者を増やすなどをするのです。

なので、何か、自分自身が体制に対して、革命を起こしたいときや、モノ申したいとき、このような用意周到なやり方が必要になってきますし、

また、この度数は、牡羊座的な、個性派のオピニオンリーダーに対して、天秤座的なものが良く分かっていて周りの空気を良く読める人が、サポートする、また良き理解者になる、ということもまた起こっているのだと思います。

天秤座は相手の心を理解する天才ですから、ここで出てくるような泥棒集団のリーダーの、本質的な想いをくみ取ることが出来たりもするのです。

ここで登場するような牡羊座的なリーダーとは、個性が強すぎて、一般の社会の多数派の人々には理解されないことが多いし、そもそも、彼の言ってることが理解できないばかりか、ひどくなると、犯罪者扱いしたり、き〇がい扱いしたりまでするものです。

理解できない者は排除する、分からない者は馬鹿にすることで、無かったことにする人はとても多いものです。

しかし、天秤座は違います。自分の極性にある牡羊座的な性質を理解しようと、

いったんは船長を引退するほど傷ついたのに、また関係性を構築しようと挑戦してきた勇者です。

だから、世間からまったく理解されない、牡羊座的リーダーの資質を、いち早く見抜き、この人の言っていることは、これから先の世の中、主流の考え方になっていくと、気づく先見の明を持っています。

だから、今はまだ、一般的な社会では受け入れられなくても、天秤座的な人が寄り添い、理解し、大多数の人にも分かるような言葉や表現に変換する翻訳者となって、助力することが出来るのです。

意味不明な奇人の言葉を理解し、多くの人が理解できる言葉に翻訳する人というのは、絶対的に必要で、大多数の人はこの翻訳者の言葉を、よりきちんと、理解するものなのです。

ですから、18度で見てきたように、牡羊座的な世界観でのみ、一緒になって、

遊んでしまったら、捕まってしまうところを、19度ではより、天秤座的な世界観のクッションの上に、牡羊座的な世界観を融合し、発展的に作用させていくために、

自分の中に奇人を取り込み、世界に理解させる手段を模索していくという

非常に優れたやり方を構築していっているのではないかと思います。