射手座23度

移民が入国する

Immigrations entering.

サビアンにおいて、23度の度数は、21度の、男性性の原理において、

そのサインの後半のテーマを、成熟した統合された形で、

跳躍し、新境地にステージを移行していこうとする、非常に活力のあるエネルギーが、発揮され、そして、22度の女性性原理の場面では、

21度で、力強くジャンプした後に、新ステージに、着地する、着地点になります。

22度では、すでに、新しいステージに移行しているのですが、

ここでは、もうすでに、自分を奮い立たせて、交感神経マックスに発動させなくても、ありのままのスタンスで、新境地に存在することが出来ています。

そして、21度の男性性エネルギーと、22度の女性性エネルギーが統合されて、23度では、そのサインの盛りの時を迎えていきます。

射手座23度では、移民が入国する。となっています。

射手座では、21度で、借りた眼鏡をかけている子供と犬、というところで、思いっきり背伸びして、今までやったことのない、無理目な挑戦に挑んだ過程がありました。

まだ自分には、相当、背伸びした高い目標を目指して、果敢に挑戦したのでしたよね。

そして、射手座22度のチャイニーズランドリーでは、新しい新境地に、入り、見知らぬ土地で暮らし、生活していかなければいけませんでしたが、

ここでは、すでに、命がけで挑戦して、新しい土地に移り住んだ移民の人たちが、何も持たなくても、自分が今までしてきた経験とか、

培ってきたマインドがすでにできているので、何をしても、生きていける、稼ぎ出し、生活していくことが出来ると、知っている状態なのです。

21度では、無理目な挑戦をしたため、新しい知識であったり、足りないスキルであったり、が、いくらでも必要だったので、とてもストイックに足りないものを補い、必死に学び、経験値を積み重ねた過程があったと思います。

そして、命がけのチャレンジをしてでも、自分を高めていく、

ステージを変えていく覚悟が描かれていました。

こうして、22度ではすでに、こうした強いマインドを手に入れていますので、足りないものを、あれもこれもと、手に入れたりしなくても、

自分で稼ぎ出し、生きていけるマインドが備わっているのです。

そして、23度では、移民が入国する、というキーワードになっていて、

いよいよ、本当の意味での新しいステージに、入国するための、

イミグレーションの審査を待っている状態なのです。

人は時に、人生において、こんな風に、命がけの挑戦をしてでも、

新しいステージに開かれ、人生を創造していかねばならない時がありますよね。

この挑戦をせずに、生きていく人もたくさんいる中、

私たちの中には、こうした挑戦を人生のうちでしていく人も、いるのです。

その境地に至る過程には、自分の価値観や、手に入れた思想や、高い知識や精神性を、この社会の中に生きるには、どうしたって、生きづらくて、そのあまりの生きづらさの世界に、巻き込まれて飲み込まれてしまわないように19度では、住居を移動するペリカンという物語が描かれていました。

こうして、既存の社会から、いったん離脱して、その離脱した先で、

生きる場所を見つけ、そして、自分らしい生き方をすることを、諦めずに、成し遂げた人だけが、到達する境地というのが、このあたりの

23度、24度の度数で描かれているのだと思います。

23度の度数は、その本当の意味で、自分らしく生きられる

自らが命がけで挑戦して手に入れた世界で、いよいよ生きることが

できるようになり、今まさに、その世界へ向けて、飛行機が飛び立とうとしている、とてもワクワクして、夢をかなえた人だけが通る、ゲートを今まさにくぐろうとしている、そんな場面が描かれているのです。