共産主義化する社会へとこのまま進んでいくのか、
それとも、水瓶座時代への序章として、
風的な、資本主義と共産主義のハイブリッド版の社会が形成されていくのか、
冥王星が水瓶座へ移行しようとしている今、そのハザマの分岐点に私たちは立っているのだと思う。
水瓶座的な世界とは、一人ひとりが成熟した自立的な大人意識を獲得した後に、
展開されていく世界ですから、
ただ、言われるがままに受け身で、起こる出来事や体制に文句は言うが、
自分で考え行動を起こそうとしない人たちが大部分を占め、権利の主張と、
わがままを履き違えたままの集合無意識の状態では、嫌がおうなしに、
一元管理のベーシックインカムで、並列に統治するしかなくなるのも分かるなと。
でも、今は、そういう「退化」の方向へ進んでいるのではなく、
間違いなく世界は新しい、今までにない未来に進んでいっている時間で。
ちなみに前回、冥王星が水瓶座にいたのは、1777年〜1797年で、
アメリカ独立戦争、フランス革命が起こり、産業革命などが起こった時代です。
産業革命は、1840年まで続き、まさに1840年から、地の時代の200年が始まっています。
ここから物質主義、資本主義社会の本格化となっているのです。
そして、2020年冬至から、風の時代が始まっていることは
ご存知ですよね。
2023年3月の冥王星水瓶座入りをかわきりに、2026年までに、
海王星が牡羊座入り、天王星が双子座入りし、
これまでの水サイン、地サインから、全てのトランスサタニアンが、
火、風のサイン入りします。これは、社会が大きく動き出すことが想像されます。
ちなみに前回、海王星が牡羊座にいたのは、
1961年からで同年、米国南北戦争が起こっています。
さらに、前回、天王星が双子座に入ったのは1941年、
真珠湾攻撃、第二次世界大戦、突入となった年です。
2026年は、海王星と土星が魚座から同時に牡羊座へイングレスし、
牡羊座0度で合となります。この牡羊座0度で合の配置は、
今までの歴史上、記録がない配置と言われています。
その後、2028年まで、双子座の天王星、水瓶座の冥王星、
牡羊座の海王星が小三角形を形成し、調和的な配置となります。
戦後から、80年続いた、冥王星と海王星のセクスタイルがその後、崩れていきます。
もうこれだけ、並べただけで、今がどういう時代なのか、
占星術を少しやっている人なら、身震いするほど、想像ができるのではないでしょうか。
ルールと秩序と、社会的常識と物質と現実的社会を担当する土星と、
夢と理想と愛と、霊的自己と、スピリチュアルと波動を担当する海王星が、
この春から、魚座で、終わりと浄化の時を迎え、
2026年、牡羊座0度で出会う。
これは、思うに、今まで、物質しか見てこなかった人類の集合無意識が霊性に開き、
魂に接触し始め、真の自己を生きる人たちが増えていく時間の始まりで、国家や社会も、
そのような未だかつてない新しい社会をスタートさせていく時間になるのだと思います。
その夜明けの前の暗闇のような時間が今なのかもしれません。
一人一人の意識にほんと、かかってるなぁって。
コロナが全く怖くなかった人、この少数派の人たちが、まずは先導となるよ、きっと。
怖れのない人が、怖れる人に、愛と勇気を伝播させる。

