サイデリアルと宇宙月とはなんなのか

2024年9月のアメブロ記事を再掲

そもそも、みなさん、サイデリアル(恒星基準)をご存知でしょうか?

私のブログタイトルとなっている、宇宙月とは、何か、ご存知でしょうか?

占星術が流行る昨今ですが、

木星が双子座入りしました!とか、乙女座新月です!とか

やたら、たくさんの方が言いますが、

そもそも、天文基準では、木星双子座入りした時に、木星は双子座にないし(牡牛座にある)

乙女座新月は、獅子座で起こっているということをご存知でしょうか?

プロとして活動している人ですら、そのことを知らずに、

蟹座で水星逆行です!とか、

月星座獅子座はこうです!とか、

言っていますけれども、なぜサイデリアル基準があって、

サイデリアルとトロピカルの違いとはなんなのか?を、

考えようとする人が、ほとんどいないのはなぜなのでしょうか?

私は、大きな声で10年ほど前に「サイデリアル!」と叫ばれてから

紆余曲折しながら、宇宙月のお話をずっとしてきました。

私にとって、宇宙月とサイデリアルを語ることとは、

自分自身の占星術、占い、秘教学、神秘学、形而上分野、の知識

全ての集大成を、語るようなもので、一生の仕事、と今では思っています。

サイデリアルについて、ちゃんと学んでいこうとすれば、

スピリチュアル系の知識だけでなく、歴史、宗教、神話、民俗学、社会情勢、国際情勢、

金融、政治、あらゆる分野の知識も必要となります。

私の講座で長年学んでくださってる方ですら、

何年も学んで初めて、サイデリアルに興味を持ってくださる方、そこに気づく方が

ほんのり出てくる、くらいです。

実は私の講座は全て、この宇宙月とサイデリアルの概念を土台に

いろんな講座をやっているのです。

なので、私の占星術やタロットの基礎的な概念を理解するためには、

階層の知識が必要になるのです。

階層の知識がないと、宇宙月もサイデリアルも理解することはできないからです。

じゃあ、そもそもサイデリアルって、なんなのか。について、ご紹介します。

サイデリアル(恒星基準)と宇宙月物語について

サイデリアル(恒星基準)と宇宙月物語とは、春分点の歳差運動による

数万年に及ぶダイナミックな人類の歴史を

辿ることで、今私たちが生きているパイシスの時代から

まもなく訪れる水瓶座時代とはどういうものなのか。



を、一生涯かけて、私が語ろうとしている

始まりの物語なのですが、

私の講座を受けてくださってる方の中でも、

この宇宙月物語が何のことなのか、まだよく理解できてない

方々もいらっしゃるくらいなので、

(歳差運動とか、恒星や惑星の違いなどの基本的な知識が必要と

されるので・・^^;)



ブログを読んでくださってる方は、宇宙月物語って

一体なんのこと?って感じてらっしゃるかもしれません・・



でも、長い時間をかけて、ずーっと取り組んでいきたい

私の研究テーマで、それは、サイデリアル。というキーワードに

繋がっています。



サイデリアル占星術の検証をはじめて数年になりますが、

サイデリアルを研究するってことは宇宙月物語を探求するって

ことなんです。(もうこの時点でなんのこっちゃーって人も多い??)



でね、春分点は、今魚座の最初のほうにあるのですが、



春分点が、牡羊座を通過し魚座を通過し、この後水瓶座に入って

いくのですが、



一つのサインに2000年以上ある春分点が

そのサインのどの辺りにあったか、で、その時代に反映されたことを

示していたりするんですよね。



例えば、魚座時代とは、キリスト生誕から始まっている

紀元後の世界のことを指しますが、



魚座って、二匹の魚が逆方向に泳いでいるような姿で

描かれている星座ですよね。

で、その二匹の魚を、真ん中の結び目で繋げているような図です。



その結び目にあるのが、魚座のα星のアルリシャという恒星です。



ユングは、魚座の二匹の魚を、俗と聖とか、肉体と精神とか、

物と心とか、物質性と非物質性として説明していて、



私たちが、それまでの自然と一体だったような無意識的な存在から、

肉体の存在としての己を、精神の自分、意識の自分が客観視する

成熟した意識に促したのが魚座時代の2000年間だろうなぁと

私は認識しているわけですが、



この魚座の最初の魚を春分点が通過している時に、

キリスト教が生まれ、たくさんの教会ができ、



春分点が真ん中のアルリシャを通過するあたりで、

反キリスト運動が起こったり、

もう一方の魚を通過する頃には、科学革命が始まり

産業革命などのモノ時代が始まるわけです。



また、一つ前の牡羊座時代では、犠牲の羊の象徴である

雄羊の、眉間のあたりや脳のあたりに位置する

α星のハマルや、β星のシェラタンのあたりを通過する時に、

知の爆発と言われる歴史が起こっているわけです。



西洋の賢人達、アリストテレスやプラトンなどの哲学や

中国の諸子百家による、孔子や老子、

インドではブッタが生きた時代でもあります。



これが牡羊座時代の後半で起こっていて、その後の流れで

始まった魚座時代が2000年の時を経て、現在の私たちの

時代は、魚座の星図の最後のほうにスプリングポイントが位置している

ことになります。



宇宙月物語は、

恒星占星術、

球体占星術、

サイデリアル占星術

そして、階層論や神秘学などの形而上学的全般

さらには、宗教学、哲学、歴史、社会学、天文的知識、



ものすごくいろんな知識を要するんだけど、

でも、やめられない面白さがあります。



宇宙月物語のことが分かる方からは、

面白すぎて鼻血が出そうだ。とよく言っていただきます。

サイデリアルについて、ちゃんと学びたいのですが、

オンラインサロンの中のどの講座から見ればいいでしょうか。という

ご質問をいただいたのですが、

全ての講座は、このサイデリアルと宇宙月の概念を土台にして、

作られていますので、全て見ていただきたい、ところなのですが、

全て見ていただいたとしても、まだまだ、私の語りたい宇宙月を

伝え切るには講座の量が全然足りないし、これからもずっと、

表現し続けていきたいと思っているのですが、

でも、このようなご質問を今回受けて、

サイデリアルや宇宙月の概要を大まかに学びたい人に向けて、

これらを、ある程度わかりやすく体系化した内容の講座を作ろうかなと

思っています。(できるのか?)

そもそも、現在だと、全ての講座がバラバラに配置されている感じで、

これが、よもや、サイデリアルと宇宙月の概念を土台に置いて

作られているとは、私以外の誰も分からないと思いますし(笑)

でも風の時代、またさらには、水瓶座時代を生きるためには、

この宇宙月や階層の感覚がないと、もはや、新しい時代を生きることは

非常に困難だ、と私は思っているので、

私が生まれた時から感じている感覚、そして、10代の頃から学んできた

スピリチュアルの知識、そして、数十年前から時折、聴こえる導きの声、

これらを統合した表現を今後もずっと、続けていきたいと思っているのです。

なんなら、魂×ビジネス〜たまびじコミュニティだって、この概念を土台にして

やっています。

水瓶座時代という新しい時代を生きるには、収入を得ることが

自由で創造的で、制限のない表現で行われなければならない。

その人ひとりひとりの個性を活かして、自分を犠牲にする働き方、奴隷的な

生き方はもはや、通用しない、そう強く思っているから、

たまびじも、始めたわけでして。

ここも、宇宙月の概念がベースにあります。

そして、さらには、西洋占星術だけでなく、占術には、各自得意な階層というものがあり、

牡羊座時代の終わりから魚座時代の初期にかけて、たくさんの占術、哲学体系が生まれた。

私は占いが専門分野なので、古今東西の命占、卜占などを、統合した

ホログラフィック・リーディングも、宇宙月の概念で、統合していきたいと

思っているので、ここ数年ずっと、準備を続けています。

牡羊座時代の終わりから、

地球で起こった宗教や占いを知ること、

地球で起こった貨幣経済を知ること、

そして、魚座時代とは、貨幣経済と宗教の時代であったことを知ること、

それは、私たちの集合無意識にどのような動きと目覚めを起こしたのか、

そして、宇宙から今、無数の地球へのサポートが入っているということ、

地球という生命体が、どのように歩んできて、今どのような成長過程にあるのか、

そこに想いを馳せていくことが、サイデリアルであり、宇宙月物語なのです。

今、私たちは、魚座時代の終わりに生きていて、水瓶座時代に入る移行期に

生きている、勇敢な魂たちなのです。

移行期は、常に、激動です。

でもだからこそ、魂を生き切るチャンスの時代でもあります。

今後も、サイデリアルと、宇宙月の概念をベースにいろんな活動を

展開していくつもりですが、

ちらほら、と、私の宇宙月や、サイデリアルを体系的に学びたい、

そこの重要さに気づく方が出てきたので、

まずは、分かりやすく、概要を伝える講座、を作ろうと思います。

分かりやすく伝えることは、私自身のレッスンにもなるから。

現在、オンラインサロン「アルテス・リベラレス」では数年に渡り、

宇宙月物語の連続講座、サイデリアル占星術の連続講座を開催しています。

魚座時代の歴史、宗教、国際情勢、金融、など、あらゆるテーマを、宇宙月と地球の集合無意識の視点で

捉えることで、きたる、水瓶座時代がどのような時代なのかをイメージすることができるようになることを

趣旨としたmihokoオリジナル講座です。