落胆させられた大聴衆
A large disappointed audience.

28という数字は、一桁にすると1になります。 28は4グループの1なのです。ここで収束し、ここから始まる領域があるのです。
ここで解体され、ここから構築されるものがある、と考えても良いでしょう。
28は、また、4と7の組み合わせでできている数字でもあります。 4は、自然界の法則で地球の物質性に関わる数字です。

そして、7は、階層を超え、次元を上昇しますので、意識の飛翔などに関わる数字です。また、一週間の曜日や、音階、惑星の数など、7は、この地球のシステムの中にたくさん組み込まれていますが、

28という数字は月のリズムに関わり、エーテルのサイクルに同調しています。 28は感情のサイクルでもあり、私たちの感情や女性の月経などもこのサイクルです。 360を28で割ると13で、13の月の暦は、28日×13⁼364日、+1(時間を外した日)で構成される暦です。


28日のサイクルは、私たちの感情のサイクルでここに、同調することで、 意識の階層が高次元へと繋がりやすくなるのではないかと感じます。
また、逆に大地にしっかりと足を着ける作用もあるように感じます。 それは、月が、上方と下方を媒介する役割をするからではないかと思います。
上のものと下のものをうまく繋げる、28とはそういうサイクルではないかと思います。
サビアンにおいての28度とは、どのようなものなのでしょうか。
30度でまもなく終わるそのサインのストーリーの総集大成、ここで形骸化され、 ここで、ファイナルアンサーとなる、といったような様相も感じさせます。
ここでそのサインの性質の一つのゴールと回答を迎えることになるのだと思います。 また、1の性質も持ちますので、ここから始まっていくものもある、 いよいよ、次のサインへの問いかけを始めていくような場面でも、同時に在るのだと感じます。
28は、4グループの1ですので、根底に4の数字を持っています。 4は土台に関わり、基盤となります。ここで、四本の足を持ち、この地球において 実際的なリアルな足場が出来上がった、と考えられるのではないでしょうか。
牡羊座を、ここまでやってきて、いろんな学びを経験してきて、ようやく、四隅に足を持ち、牡羊座というスタンスの基盤が出来上がった。
そのようなニュアンスとして、そのサインの性質の総まとめを、物語ってくるのではないかと思います。
牡羊座28度の落胆させられた聴衆という度数では、
牡羊座という、個人性をここで、しっかりと発揮しきって、演奏したことで、 聴衆を、大いにがっかりさせてしまう、ということが描かれています。
聴衆が期待する演奏をして、自分らしさを押し込めるのか、 聴衆を、がっかりさせても、自分らしい、演奏をするのか、
その究極の選択において、牡羊座ならばどうあるか。・・・ 牡羊座は、100人の聴衆をがっかりさせても、自分がしたい、自分らしい演奏をすることを、選ぶ、という、ある意味、とても勇気のあることなのだと思います。
私たちは、とかく、周りから期待されることをして、喜ばれたい、と思ってしまうものです。
しかし、それが行き過ぎると、自分がどこにいるのか分からなくなってしまうこともあるのかもしれません。 そんな時、牡羊座ならば、きっと、100人をがっかりさせても、自分らしい演奏をすることで、未来に繋がっていくことを、知っているのです。
相手の気持ちや、周りの期待に気持ちを手向けることは、とても大切なことだし、 私たちは、ほとんどの時間をそうやって生きているのかもしれません。
でも、やっぱり、ここぞという時は、自分らしくありたい。 自分以外の人が、全て落胆しても、自分だけは、満足する道を選びたい。
それが、牡羊座のファイナルアンサーなのかもしれません。