キジの大きな群 

A large group of pheasants. 

サビアンにおける11度は、5度区分ずつのグループ分けにおける、第3グループの始まりの度数です。 

山羊座6〜10度までの第2グループでは、この社会の中で、その共同体に適合し、順応することを学ぶレッスンでした。 

山羊座第2グループでは、自分を社会適合者として、成長させていく場面が描かれていたのだと思います。 

そして、この社会の仕組みの中で、体制に逆らわず、飼い慣らされることで、守られて、安定と安寧を得たのでしたね。 

さらに、この社会の中のシステムに適合して、生きることが身についてくると、会社や組織のために、しっかりとした成果を上げる、非常に能力の高いサラリーマンのような人物像が出来上がってくるのではないでしょうか。 

組織の中のルールに従って生きながら、その組織の中で、トップに立ち、 

組織側が求める以上の成果を上げ、求められる以上に役にたつことのできる人が、組織の中でトップに立ち、グループを引っ張っていくといいます。 

山羊座11度のキジの大群、というキーワードは、群から逸脱せずに、 

皆と同じ方向に進みながらも、その群れの中の一員として、しっかりと役割を果たす、高等な存在をイメージさせます。 

キジというのは、鳥の中でも大きくて、とても美しい色とりどりの羽を纏った鳥です。 

他の鳥とは、一線を画す、目立つ存在、格好いい、美しい鳥だと思います。 

この一匹一匹で見ると、とても目立つ美しい、個性的な存在が、 

集団で、みんな同じ方向に向かって飛んでいる様は、 

とても強い他を圧倒する集団にようにも見えるのではないでしょうか。 

組織に飼い慣らされているから、とか、体制に迎合している、といっても、その組織の仕組みの中で、自分の個性と役割を十分に果たし、 

能力の高い人たちが、一心に組織のために働く様は、 

その組織の存在そのものを、強固で、他からの攻撃を許さない、揺るがない 

集団になるのではないかと思います。 

キジの集団はまさに、朝のラッシュアワーの中、同じ方向に向かって、 

進む、黒づくめのスーツ集団のようにも感じます。 

そして、こうした風景は、今も、地球上のあちこちで、みられる光景なのだと思いますが、こうした能力の高い、存在感の強い人たち、いわば出来る勝ち組の人たちばかりを集めた、会社組織というのは、やはり、強い社会的なステイタスを持っているのだと思います。 

山羊座前半の物語を一気に盛り上げていく11度からの第3グループは、 

体制の中で迎合し、その中で、組織として強くなり、集中的に目標を達成していく、非常にストイックな世界観が描かれていくことになります。 

ここ山羊座は個人プレイの場所ではありませんので、自分が、とか、 

個性が、とか、自由とかいう言葉は出てこないのですが、 

自分を引っ込めて、集団の目的のために、一点集中して達成していく、山羊座前半の、学びのストーリークライマックスを迎えていくのです。